どうせとるなら不飽和脂肪酸

コレステロール全体のうち、HDLの占める割合が二十五%以上になれば、血液中の余分な
コレステロールは肝臓へ運ばれ、血液の流れもスムーズになります。
では、LDLの増加を防ぎ、HDLの割合を増やすためにはどうするかというと、当然、過剰
な脂質の摂取を減らすとともに、脂質を食事でとるなら〈飽和脂肪酸〉ではなく〈不飽和脂肪酸〉
をとることが有効だと言われています。
飽和脂肪酸とは、主にバターやラード、肉、卵の黄身などに含まれる動物性脂肪が主で、肝臓
でコレステロールを作る材料となり、必然的にLDLを増やします。また、消化にも時間がかか
ります。
一方、不飽和脂肪酸にはいくつかの種類、n‐9系、n‐6系、n‐3系があります。このうちn‐
6系、n‐3系は体内で合成できないへ必須脂肪酸〉と呼ばれています。必須脂肪酸のうち〈リノ
ール酸〉を多く含むサフラワー油やナッツ類はn‐6系に属し、〈a‐リノレン酸〉を多く含むナタ
ネ油や青魚類の油はn’3系に属します。
しばらく前からその効能に注目されている〈EPA〉(エイコサペンタエン酸)〉と〈DHA(ド
コサヘキサエッ酸)〉は、どちらもこのn‐3系に属する脂肪酸で、「良い脂質」の代表選手です。

コレステロール全体のうち、HDLの占める割合が二十五%以上になれば、血液中の余分なコレステロールは肝臓へ運ばれ、血液の流れもスムーズになります。 では、LDLの増加を防ぎ、HDLの割合を増やすためにはどうするかというと、当然、過剰な脂質の摂取を減らすとともに、脂質を食事でとるなら〈飽和脂肪酸〉ではなく〈不飽和脂肪酸〉をとることが有効だと言われています。 飽和脂肪酸とは、主にバターやラード、肉、卵の黄身などに含まれる動物性脂肪が主で、肝臓でコレステロールを作る材料となり、必然的にLDLを増やします。また、消化にも時間がかかります。 一方、不飽和脂肪酸にはいくつかの種類、n‐9系、n‐6系、n‐3系があります。このうちn‐6系、n‐3系は体内で合成できないへ必須脂肪酸〉と呼ばれています。必須脂肪酸のうち〈リノール酸〉を多く含むサフラワー油やナッツ類はn‐6系に属し、〈a‐リノレン酸〉を多く含むナタネ油や青魚類の油はn’3系に属します。 しばらく前からその効能に注目されている〈EPA〉(エイコサペンタエン酸)〉と〈DHA(ドコサヘキサエッ酸)〉は、どちらもこのn‐3系に属する脂肪酸で、「良い脂質」の代表選手です。

イワシ、サバ、マクロなどの「背の青い魚(アオサカナ)」に多く含まれるn‐3系脂肪酸は、一

説によるとこの魚たちが寒流を泳ぎ回る魚だから持っていると考えられています。魚のカラダ

が冷たくなってもこの脂質が「固まりにくい」という性質があるからだそうです。固まりにくい

ということは、分解してエネルギーにしやすいということです。

低温でも固まりにくいEPAやDHAは、人間の体内に入っても血液の凝固を抑制し、つね

に血液をサラサラにして、動脈硬化を予防する効果があると言われています。

血中コレステロールの低下作用、癌の抑制、目の機能を高めるなどの多くの役に立つ作用が

あることも、明らかになっています。

マクロの目のまわりに多く含まれ、脳細胞の発達を促す脂質としてすっかり有名になったD

HAは、実際、脳の神経細胞や眼の網膜といった重要な組織の成分に含まれ、脂肪酸の合成にか

かわる酵素の活性を低下させ(この作用がダイエットには肝心)、肝臓から血中へのコレステロ

ールの分泌を減らす働きがあります。

一方、EPAは、血管の中の血栓を溶かし、血管を拡張する作用も知られていて、心筋梗塞や

脳血栓などの血管病、さまざまな生活習慣病の予防にも効果的なのです。

このように不飽和脂肪酸は、ダイエットだけでなく、カラダの健康にも非常に良い作用をも

たらしてくれるというわけです。


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