代謝のプロセスと 食事でとる栄養素の利用法

カラダの中でエネルギー源となる三つの栄養素は、前項で述べたように糖質、脂質、タンパク
質でした。この三つの栄養素の中で、脂質はエネルギー密度が高く(つまりエネルギーの効率が
良いということ)、糖質・タンパク質がlg当たり4・を発生するのに対し、2倍以上の9・も
あります。
その上、脂質の多い食品は口当たりが良く、うま味が油に溶け込んでいるので、どうしても食
べ過ぎてしまう傾向にあります。その結果、自然にカラダに脂質が蓄積されやくなります。たと
えば、マクロのトロや極上の松阪牛など、脂身の多いほうが「まろやか≒とろけるような味」な
どと評されて好まれます。
現代の食文化では、「アブラののった」食物は「旨い」ということになっているからです。
それでなくても、私たちの日常生活はあらゆる面で便利になって、それをいいことにカラダ
を動かさない生活様式が浸透しています。一方、日本人は脂質の多い食事を美味しいものと認
識している。この点が大きな問題です。
最近、日本人の脂質摂取が着実に増えている(下表)のは、国が豊かになり、グルメブームな
ど美食によることもその一因でしょう。

カラダの中でエネルギー源となる三つの栄養素は、前項で述べたように糖質、脂質、タンパク質でした。この三つの栄養素の中で、脂質はエネルギー密度が高く(つまりエネルギーの効率が良いということ)、糖質・タンパク質がlg当たり4・を発生するのに対し、2倍以上の9・もあります。 その上、脂質の多い食品は口当たりが良く、うま味が油に溶け込んでいるので、どうしても食べ過ぎてしまう傾向にあります。その結果、自然にカラダに脂質が蓄積されやくなります。たとえば、マクロのトロや極上の松阪牛など、脂身の多いほうが「まろやか≒とろけるような味」などと評されて好まれます。 現代の食文化では、「アブラののった」食物は「旨い」ということになっているからです。 それでなくても、私たちの日常生活はあらゆる面で便利になって、それをいいことにカラダを動かさない生活様式が浸透しています。一方、日本人は脂質の多い食事を美味しいものと認識している。この点が大きな問題です。 最近、日本人の脂質摂取が着実に増えている(下表)のは、国が豊かになり、グルメブームなど美食によることもその一因でしょう。


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