活性酸素を減らす方法
では、活性酸素の害を防ぐには、どうしたら良いのでしょうか。
実はカラダが自分で作って自分で利用しているのですから、カラダの中に活性酸素の害から
身を守るシステムがもともと備わっています。
このシステムの主役は、〈アンチオキシダント〉あるいは〈スカベンジャー(抗酸化物質)〉とい
う物質です。これが活性酸素の活性(毒性)を消す作用を担います。
活性酸素の掃除屋ともいうべきアンチオキシダントは、ひとつではなく、酵素、ビタミン、そ
の他の物質、と三つに分けることができます。そして、この三つのそれぞれのアンチオキシダン
トで、対象となる活性酸素が決まっていて、活性酸素を最終的に酸素と水にまで分解します。
①酵素【体内で合成されるスカベンジャーで、SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)、カ
タラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなど」
②ビタミン「体外から補給するスカベンジャーで、ビタミンC、E、ベータカロチンなど」
③その他の抗酸化物質【体外から補給するビタミン以外の成分で、カロチノイド、ポリフェノー
ル類(カテキン、イソフラボン、サポニンなど)、セレンなど」
これらのアンチオキシダントの抗酸化能力は、どんな人でも同じように発揮できるというの
ではなく、体力や年齢によって異なります。当然、歳をとると自然に衰えます。
ただし、抗酸化物質自体は食事などで補充できるものが多いので、活性酸素からカラダを守るために、緑黄色野菜、果物、。 ゛
る食品をなるべく多めにとれば良いでしょう。
毎日の食事メニューに気を配り、よく言われる「一日の食事でできるだけ三十品目をとる」と
いう心がけは、まんべんなく栄養素をとるためという以外、さまざまな種類の抗酸化物質を充
分にとることにつながります。ダイエット中であっても同様です。
もともと日本では、お茶で〈カテキン〉、大豆製品のみそやしょうゆで〈イソフラボン〉や〈サポ
ニン〉などのポリフェノール類のアンチオキシダントを豊富にとっていたのですが、今になっ
て健康食品として話題になるのも新しい発見です。
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